ゴルフって健康的?
ゴルフプレイヤーの多くは
ゴルフをすると
身体的にも精神的にも健やかになる。
そんな感覚を持っている方は多いと思います。
しかし
ゴルフの何がよいのか?
それを明確にご存知の方は少ないかもしれません。
今回はゴルフで〇〇をすることで
心臓病を予防できる可能性がある!?
という論文(R)をご紹介します。
しかし
暑い日のゴルフで水分補給の方法を間違えると
『脱水症状』
『熱中症』
さらには
『脳梗塞』
『心筋梗塞』
などの病気を発症してしまう可能性も高まります。
▼暑い日のゴルフでは正しい水分補給をしましょう!!
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心臓病を予防できる〇〇とは!?
ちなみに〇〇とは
『歩行』のことです。
皆さんはゴルフでどれくらい歩いていますか?
基本的にはカートで移動するので
あまり歩かない
という方も多いのではないでしょうか?
ある程度
ゴルフコースやプレイヤーのスキルに依存するとは思いますが
ある論文(R)によると
1ラウンド(18ホール)あたりの推定歩行距離は約7kmという報告もあります。
こんなにも歩いてますか?
これはほとんどカートに乗らないといった距離になるかと思います。
そこで
今回ご紹介する研究論文(R)は
ゴルフの際にカートをできるだけ使わずに
しっかり歩いたらどうなるか?
という
研究になります。
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ゴルフ×歩行
今回の研究の対象者は
①研究前の7カ月間座りがちだった48~64歳の55人の健康な男性ゴルファー
②年齢が一致した同様に座りがちな健康な男性(ゴルフはしない)
の2群の比較になります。
①群には
週2回1ラウンド(18ホール)のゴルフをプレーし
カートには乗らず歩くように指示されました。
②群には
そのまま座りがちな生活を続けるように指示されました。
その結果
①の群は②の群と比べ
『HDLコレステロール』が有意に上昇したのです。
『HDLコレステロール』とは
少し前まで『善玉コレステロール』と呼ばれていました。
最近はその反対の『LDLコレステロール(悪玉コレステロール)』も
少なすぎては身体に悪影響があることが分かり
『善玉』と『悪玉』という分け方はしなくなりました。
この『HDLコレステロール』はとても重要で
少ないと(40mg/dl未満)
『冠動脈疾患』
つまり
『心筋梗塞』など
の最悪死に至ってしまう病気の発症リスクが急激に高まることが
厚生労働省の調査で明らかになっています。
この『HDLコレステロール』の値は
病院の健康診断や献血の前の検査で
すぐにわかりますので
まずはご自分の値を把握しておくことも重要となります。
『HDLコレステロール』が低くなる要因としては
『喫煙』
『肥満』
『運動不足』
などがあげられます。
これらに該当する方は早めに血液検査をしておくことをオススメします。
なぜならば
心臓の病気は
日本の死亡疾患の中でガンに続く第2位だからです。
しかし
今回ご紹介させて頂いたように
いつものゴルフ中に
『カートに乗らないこと』
を心がけることで
『歩く時間』が増えて
『心筋梗塞』を予防できるというのはかなりお得だと思います。
普段歩いていない方が
『歩く習慣』を増やすということは大変なことです。
楽しいゴルフの最中に
『歩く時間』を増やすだけ!!
それなら簡単にできそうですよね(^^)/
是非是非お試し頂ければと思います。
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