タイガーウッズの奇跡の復活スイング
2021年11月22日に
タイガー・ウッズが大事故以降
初めてのゴルフスイング動画を
自身のTwitterで投稿しました。
以前もタイガー・ウッズの復活劇の
記事を投稿しましたが
▼マスターズ2019優勝までの復活劇
正直に言うと
今回の怪我からの復帰は
理学療法士の立場から見ても
かなり難しいと予想していました。
なので
タイガー・ウッズの
Twitterに投稿された動画を見て
衝撃を受けました。
しかし
ゴルフができても
再びPGAツアーに参戦できるかは
3つの条件をクリアしていなければならないと
考えています。
そこで今回は
タイガー・ウッズが
PGAツアー復帰するにあたって
必要な3つの条件を医学的視点を交えて解説します(^^)/
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タイガー・ウッズ復活のための3つの条件
タイガー・ウッズの復活のための3つの条件は
①3つの後遺症が残っていないこと
②過酷な筋力増強訓練に耐えること
③そもそも復帰の意思があること
この3つになります。
ここから
この3つの条件について
もう少し詳しく解説していきます。
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①3つの後遺症が残っていないこと
この動画の中でも解説していますが
①に関しては
☑偽関節(骨がしっかりくっついていない)
☑変形障害(骨のくっつき方が変形している)
☑腓骨神経麻痺(神経の損傷)
この3つの中の1つでも残ってしまうと
PGAツアーへの復帰どころか
ゴルフへの復帰も難しいと考えられます。
タイガー・ウッズの
Twitterに投稿された
スイングを見る限りは
変形障害、腓骨神経麻痺は
ある程度否定できますが
偽関節は完全には否定できていません。
しかし
あれだけのフルショットで
フィニッシュが崩れていないのと
ドクターストップがかかっていない時点で
この3つの後遺症は
クリアしていると考えられます(^^)/
②過酷な筋力増強訓練に耐えること
②に関しては
退院するまでの間に
すでに過酷なリハビリを
経験していると思います。
しかし
本当に辛いのはここからです。
Twitterでのスイング動画を見る限り
特に下腿(ふくらはぎ)の部分が
かなりやせ細っています。
PGAツアーに復帰しようと思うと
1日約7.5km(18ホール)×4日の歩行が可能で
しかもアップダウンのある部分も
歩く必要があります。
そう考えると
かなり過酷な筋力増強トレーニングをして
それに耐えなければなりません。
しっかり筋肉を肥大させ
筋力と持久力を最大限引き出すためには
期間としては6か月~1年以上は
過酷な筋力訓練が
必要と考えられます。
③そもそも復帰の意思があること
2019 年のマスターズ優勝の際の動画です。
③に関しては
PGAツアーに復帰する意思があるかどうかです。
これに関しては
今のところ
引退会見を行っていないのと
長女のサム・アレクシス・ウッズ
長男のチャーリー・アクセル・ウッズ
もゴルフをしているので
子供たちの目標でありたい
という気持ちがあれば
復帰する意思があると言えるでしょう。
ちなみに
最新の動画として
タイガー・ウッズと
長男のチャーリー・アクセル・ウッズとの
PNCチャンピオンシップに出場している
様子を見る限りは
まだ
事故前の力強いスイングとまではいきませんが
かなり復調している様子が伺えます。
いずれにせよ
確証はないですが
今後のタイガー・ウッズの復帰を
期待したいですね(^^)/
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