『手打ち』になる2つの原因
ゴルフは本来、身体全体を使ってスイングし
遠くへボールを飛ばすことができるスポーツです。
しかし
スイングの方法を理解していないと
陥りやすいのが
『手打ち』スイングです。
『手打ち』スイングとは
身体全体ではなく腕のみでスイングしてしまうことになります。
では
▼『手打ち』スイングの一例をご紹介します。
いかがでしょうか?
いろいろと気になる部分はありますが
この動画のスイングは『手打ち』スイングの典型例といえます。
では
このスイングの中で
『手打ち』になる原因は何なのでしょうか?
それは
① アドレスで手が離れている
② スイング中の腰の回転不足
の2つになります。
ここから
この2つの原因を説明していきます。
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① アドレスで手が離れている
左の写真のようにアドレスで
手とお腹の距離が離れていると
スイングの際に身体の動きと腕の動きが連動しにくいので
『手打ち』スイングになりやすくなります。
通常の手の位置は
右写真のように地面と垂直になります。
手が離れてしまう理由の一つとしては
骨盤の前傾(前に倒れる)角度
が不足してしまっていることで生じている可能性があります。
▼最適な骨盤の前傾角度はこちらの記事で解説しています。
② スイング中の腰の回転不足
次に問題なのは
腰の回転不足です。
これは極端な例ですが
フィニッシュを向かえても腰の回転不足により
右足が地面から離れていません。
通常はインパクト付近で右足の踵が離れはじめます。
フィニッシュでも足が離れていないということは
下半身の回転がほとんどなく
ほぼ上半身でスイングしていることになります。
つまり
『手打ち』スイングです。
この腰の回転不足は
様々な要因で引き起こされますが
実は骨盤の前傾角度の不足で生じる可能性があります。
▼骨盤前傾と腰の回転不足を解説した記事はこちら
意外ですが
『手打ち』スイングになる原因は
① アドレスで手が離れている
② スイング中の腰の回転不足
両者ともに骨盤の前傾角度が要因となっています。
『手打ち』スイングを改善するには
アドレスから見直すといいですね(^^)/
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