今回ゴルフは『有酸素運動』or『無酸素運動』どちらなの?と、ご質問頂きましたのでそれにお答えしたいと思います。
ゴルフは『有酸素運動』or『無酸素運動』のどっち?
この問いに対して
結論を申し上げると
ゴルフは『有酸素運動』『無酸素運動』の要素を両方含んでいます。
この辺りを説明する前に
『有酸素運動』と『無酸素運動』の違いを簡単に説明します。
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有酸素運動とは?
有酸素運動(ゆうさんそうんどう、Aerobic exercise、Cardio workout)とは、好気的代謝によってヘモグロビンを得るため長時間継続可能な軽度または中程度の負荷の運動をいう。
引用元:Exercise Physiology for Health, Fitness, and Performance
簡単に説明すると
長く続けられる負荷の低い運動のことをいいます。
例えば
☑ウォーキング
☑サイクリング
☑水泳
などでいずれも競技ではなく自分のペースで行える運動をあらわします。
無酸素運動とは?
無酸素運動(むさんそうんどう; Anaerobic exercise)とは酸素を消費しない方法で筋収縮のエネルギーを発生させる運動をという。
引用元:Exercise Physiology for Health, Fitness, and Performance
簡単に説明すると
酸素を使わずに行う運動になります。
つまり
酸素を使わないということは代謝効率が悪いので
短時間(長くとも約30秒)で
負荷の大きい運動がそれに該当します。
例えば
☑ウェイトトレーニング(バーベルなど)
☑トライアスロン(競技時間が長いので有酸素運動も含まれる)
☑短距離走100m、200m
などになります。
では、『有酸素運動』と『無酸素運動』は
ゴルフのどのような動作が該当するのでしょうか?
ゴルフ動作ごとの運動種類の違い
ではゴルフの動作を『有酸素運動』と『無酸素運動』に分けてみます。
【有酸素運動】
①カートに乗らず歩いて移動
②パター練習(ボールを回収で歩く動作も含めて)
③アプローチ練習(ボールを回収で歩く動作も含めて)
【無酸素運動】
④フルスイング(ショット)
⑤傾斜などでボールを走って探しに行く
⑥ミスショットが多くクラブを数本持って走る
簡単に分けるとこんな感じです。
では、どちらが『健康』によいのでしょうか?
それはもちろん有酸素運動です。
過去の記事でもご紹介しましたが
有酸素運動で様々な効果が期待できます。
▼ゴルフと健康
しかし
プレイ中に『有酸素運動』と『無酸素運動』を意識するのはなかなか難しいですよね?
そのために自分自身の自覚症状で『有酸素運動』と『無酸素運動』かを判断する方法をご紹介しますね(^^)/
Borg scale(ボルグスケール)
自覚症状で『有酸素運動』と『無酸素運動』を判断するには
Borg scaleが分かりやすいです。
上の表のように『有酸素運動』は基本的に常に行われている運動になります。
そこに負荷が強くなり『きつい』と感じる『15』の辺りから
『無酸素運動』が混ざってきます。
つまり
『有酸素運動』だけでおさめたい場合は
『ややきつい』以下の運動を心がけることが重要になります。
そして
トレーニング効果のある有酸素運動は黄色で囲んだ部分(11~14)になります。
トレーニング効果とは
心臓病などの予防や持久力維持する効果のことです。
▼ゴルフは心臓病を予防する!?
ゴルフでは
できるだけ『有酸素運動』を意識しましょう。
Borg scaleでは『楽である~ややきつい(11~14)』の負荷で
息切れ感/脚の疲労感のどちらかが『きつい(15)』以上に達しないようにしましょう。
皆さんがゴルフを通じて『健康』になって頂くことを願っています(^^)/
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