身長が高いと『不利』になる3つの理由
タイトルの通り
ゴルフでは身長が高いと『不利』が生じます。
①ミスショットが増える
②腰痛を引き起こしやすくなる
③クラブ調整にお金がかかる
特に身長170cm以上の方はこの3つの『不利』の
影響を受ける可能性があります。
今回はこの3つの『不利』について
それぞれもう少し詳しく解説いたします。
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①ミスショットが増える
身長が高いとミスショットが増えやすくなります。
その主な原因は
ゴルフクラブの長さが短く
アドレス時の前傾角度が大きくなってしまうことにあります。
そもそもゴルフクラブは
お店では同じ長さのものが販売されています。
なので
当然使用者の身長が高ければ高いほど
アドレス時に前傾角度を大きくする必要があります。
例えば
私の場合、身長178cmなのですが
アドレス時に以下のような前傾姿勢となります。
地面に対して垂直な線と
股関節と外耳口(耳の穴)を結んだ線で
できた角度が37度となっています。
通常はこの角度が29度になると理想的な前傾角度と言えます。
前傾角度の計測できるスマホアプリは
過去の記事をご覧ください。
▼スマホでスイング分析
このように
アドレス時の前傾姿勢が過剰になてしまうと
スイング中の上半身の位置が一定せず
身体の上下の浮き沈みが出やすくなります。
それによって
ダフリやトップなどのミスショットが生じやすくなります。
改善策は身体の上下の動きを減らす
『レベルスイング』を身につけることになります。
▼『レベルスイング』習得方法
②腰痛を引き起こしやすくなる
これも
スイング時の身体の前傾姿勢が
過剰となることが要因となります。
前傾姿勢が過剰となった状態でスイングし続けると
☑腰椎椎間板ヘルニア
☑椎弓骨折
このようなケガに繋がってしまう可能性があります。
詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
▼『腰痛』を引き起こすスイング
③クラブ調整にお金がかかる
先程も説明しましたが
ゴルフでは
身長の高い方が『不利』になる根源は
クラブが短いことです。
身長に合わせてクラブを多く用意するのは
お店側も難しいでしょう。
そうなると
クラブの長さを
ご自分に合った長さに調整する必要があります。
ほとんどのゴルフショップで
オーダーメイドで適度な長さのクラブを調整することは可能ですが
数万円という費用を覚悟しなければなりません。
しかし
私も身長178cmですが長さ調整は行っていません。
その代わりに
ゴルフクラブの『ライ角』という部分を
大きくするすることで多少前傾角度は緩和されます。
気休め程度ですが
角度を変えるとミスショットは明らかに減りました。
▼ライ角
プロゴルファーの中では
アニカソレンスタム選手は
ほとんどのクラブの長さを伸ばしています。
そのため
私が知る限り
最も前傾角度が抑えられたスイングをする選手だと思います。
▼アニカソレンスタム選手のスイング
最後に少しまとめると
身長が170cm以上だとゴルフでは
①ミスショットが増える
②腰痛を引き起こしやすくなる
③クラブ調整にお金がかかる
といった3つの『不利』が生じる。
解決策は
☑クラブの長さを伸ばす
☑クラブのライ角を大きくする
☑レベルスイングの練習をする
ということになります。
参考にして頂ければと思います(^^)/
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