ミート率に影響をあたえるボールが当たる位置
皆さんは
ゴルフの練習中にフェース面のどこにボールが当たっているのか
気にしたことはありますか?
ベテランの方はボールを打った時の感触だけで
フェース面のどこにボールが当たったのかが分かる方もいらっしゃいます。
しかし
それはもはや熟練の技ですので
そのレベルまで達するまでには時間を要します。
では
なぜフェース面のどこにボールが当たったのかが重要なのでしょうか?
それは当たる場所によって
☑ 飛球の弾道
☑ 飛球の方向性
が大きく変わるからです。
つまり
ボールが飛んだ状況によってフェース面のどこにボールが当たったのか?
ということの予測が可能となるのです。
これを行うことで
『ミート率』が悪い原因を考えることができます。
今回はフェース面にボールが当たる位置で
飛球にどんな影響がでるのかを解説していきたいと思います。
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飛球の弾道
飛球の弾道とは
ボールが高く出るのか?
それとも低く出るのか?
といった部分になります。
ここを分けて説明していきます。
【ボールが高く出る場合】
☑ フェース面の上部に当たってしまっている状態
☑ 通常よりも弾道が高く飛距離が出ない
☑ 『てんぷら』と言ったりします
元杉並学院高校ゴルフ部主将の遠藤です!!
ここでワンポイントアドバイスですが、『てんぷら』はあくまでフェース面の極端な上部に当たったときです。フェース面の中心部から少し上部に当たった場合はボールにかかるスピンが少なく、逆に飛距離がアップする可能性がありますので知っておくとよいかもしれませんね♫
【ボールが低く出る場合】
☑ フェース面の下部に当たってしまっている状態
☑ 通常よりも弾道が低く飛距離が出ない
☑ 『トップ』といったりします
このように弾道はフェース面に当たる位置で決まります。
飛球の方向性
飛球の方向性とは
主に写真で示した
☑ フックボール
☑ ドローボール
☑ フェードボール
☑ スライスボール
の4つの方向性に分けられます。
ではフェース面の当たる位置によって
どのような飛球の方向性になるのか解説していきます。
このように
フェースの先端(トゥ)寄りにあたった場合は
このようにボールは左回転となり
ドローやフック系の飛球方向となります。
先程とは逆に
フェースの根元(ヒール)寄りにあたった場合は
このようにボールは右回転となり
フェードやスライス系の飛球方向となります。
しかし
極端なトゥやヒール寄りに当たった場合
ボールがすべて右方向へ飛んで行ってしまうことがあります。
これは『シャンク』というミスショットになりますので
間違えないように注意が必要です。
▼『シャンク』とは?
しかし
飛球の方向性はフェース面にボールが当たる位置
だけではなく
スイング軌道の影響も大きく受けますので
どちらの影響を大きく受けているのかを鑑別する必要があります。
▼スイング軌道による影響
スイング軌道との鑑別方法
スイング軌道との鑑別方法についてですが
写真のようなマーカーをクラブに張り付けて
先程説明した方向性とあっているのかという部分を検証していきます。
このマーカーはかなり安く購入することができますし
これを使うことでミート率が悪い原因がすぐにわかりますのでオススメです。
まとめ
フェース面にボールが当たる位置によって
☑ 飛球の弾道
☑ 飛球の方向性
に影響がでる。
特に飛球の方向性は
『スイング軌道』の影響も受けやすいので
マーカーを使って鑑別することが重要。
ゴルフは考えながら練習するということがとても重要となります。
仮説⇔検証の繰り返しです。
今回の知識を
いつもの練習に取り入れて頂き、皆さんのさらなるレベルアップに繋がれば幸いです(^^)/
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