ゴルフ/『スイングが固い』とお悩みの方のスイング解析

目次

お悩み

☑ 『スイングが固い』といわれる

☑ 『スコア100』が切れない

☑ 『力み』やすい

スイングの問題点

☑アドレスでの骨盤の前傾(前に倒れる)角度の不足

☑ インサイドからのテイクバック

 テイクバックって? ≫

☑  テイクバックでの身体の沈み込み

☑ トップでの肘曲がり

☑ インパクト~フィニッシュまでの腰の回転不足

 インパクト~フィニッシュって? ≫

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スイングの解説

【アドレス】

①:

アドレスは骨盤の前傾(前に倒れる)角度が不足していることで

股関節の靭帯が伸張されて

その後のスイングでの腰の回転が制限されてしまいます。

また、重心が踵(かかと)の方に寄っています。

通常はややつま先よりに重心が位置すると理想的です。

②:

正面からはややスタンスが広い印象です。

足半個分ほど狭くすることで

スイングの際の腰の回転がしやすくなります。

正しいアドレスとは? ≫

【テイクバック】

③:

テイクバックはクラブが赤線(シャフトプレーン)の下を通過しています。

これはインサイドからのスイング軌道となっています。

通常は 黄線(スイングプレーン)をクラブが通過するアウトサイドからの軌道が理想的です。

バックスイングの正しいスイング軌道は? ≫

④:

もう一つ気になるのは

テイクバックの際に少し身体の沈み込みが生じています。

身体の沈み込みが生じると『ダフリ』が出やすくなりますので注意が必要です。

身体の沈み込みを改善させるには? ≫

【トップ】

⑤:

テイクバックでインサイド軌道となったことで

通常のスイング軌道から外れてしまい

クロスオーバーが生じています。

トップでクロスオーバーになるとインパクトの際にフェース面が開きやすくなり

『プッシュスライス』が生じやすくなります。

クロスオーバーとは? ≫

⑥:

正面からは

トップでの左肘の『肘曲がり』が特徴的です。

これは肩関節の硬さが原因で生じます。

この『肘曲がり』によって

『ダフリ』

『トップ』

が起きやすくなります。

ゴルフに必要な肩関節の柔軟性改善方法とは? ≫

【インパクト~フォロースルー】

⑦:

インパクトでは先ほど説明したように

☑ アドレス時の骨盤前傾角度の不足➡股関節の靭帯が伸張される

☑ アドレス時の踵(かかと)重心➡体重が踵(かかと)に残ったまま

によって『腰の回転不足』を生じています。

そのために体重移動が不足して右足の踵(かかと)が地面から離れていません。

インパクトで腰の回転を出すには? ≫

しかし

上半身は右肘が曲がったまま理想的な形でインパクトを向かえることができています。

下半身の動きがしっかり伴っていれば

まさに『タイガーウッズ』のような

躍動感のあるスイングになれると思います。

⑧:

フォロースルーでは

正面から見ると

やはり腰の回転が不足しており

右足の踵(かかと)が地面から離れていません。

それにより

フォロースルーの上半身の動きが制限されてしまい

両肘が曲がってしまっています。

通常は両肘が伸びきった状態となります。

フォロースルーで両肘が曲がっていると

『左肩を痛める』原因となってしまいますので注意が必要です。

左肩を痛めるスイングの特徴とは? ≫

【フィニッシュ】

⑨:

フィニッシュでは

やはり体重が右足に残ったままとなり

足の裏が地面から離れていません。

⑩:

さらに

体重が左足にかかっていないため

つま先が簡単に動いてしまっています。

このような場合

下半身の踏ん張りが少なく

ヘッドスピードが上がらないために

飛距離もなかなか出ないために

『力み』に繋がりやすくなります。

スイング解析動画

木村 陽志
木村 陽志

【まとめコメント】
今回は『スイングが固い』と言われるというお悩みでしたが
『腰の回転不足』
『肩関節の硬さ』
によって『スイングが固く』見えてしまっていたようです。
全体的に身体の回転が不足していますので飛距離が出にくくなってしまうため
『力み』やすくなり
『ミスショット』が増えてしまいやすい印象です。
上記改善点を参考にして頂き
『100切り』を目標に頑張りましょう(^^)/

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