以前、このようなツイートをしました。
私自身も必ず定期的に行っていますが
ゴルフ上達のために重要なのは
ただ単に練習量を増やすだけでなく
『自分自身を客観的に見ること』だと思っています。
それが動画による自分自身のスイング解析です。
練習量を積み重ねるだけでは地図を見ずに旅をしているようなものです。
さらにゴルフプレイヤーは練習意欲が高く
上達のために自分自身のスイング解析を行う方法さえわかれば
できるだけ自己解決したいという方が多いのではないでしょうか?
そこで何回かに分けて
自分自身でスイング解析する方法を皆さんにお伝えしていきたいと思います。
▼今回使用するスマホの無料解析アプリはこちらになります。
アプリの使用方法&ダウンロード方法は
上記の記事で説明していますので
そちらをご覧いただければと思います。
さて
今回は自分自身でスイング解析する方法の中でも
『アドレス』についての解説をしていきたいと思います。
アドレスをみる5つのポイント
アドレスを解析する際に
重要なポイントは以下の5つになります。
① 骨盤の前傾(前に倒れる)角度
② 肩・肘・手のラインが地面と垂直
③ 肩と腕で作られる二等辺三角形
④ スタンス
⑤ グリップ
ここから一つずつ詳しく解説していきます。
① 骨盤の前傾(前に倒れる)角度
まず骨盤の前傾(前に倒れる)角度についてですが
骨盤の前傾角度が不足すると
背中が丸くなってしまいます。
そして
股関節の靭帯が伸張されて
スイング中に腰の回転不足に陥りやすくなります。
このアプリで角度を自動計算できますが
7番アイアンの場合は
股関節を中心に地面と垂直の線と耳の穴までの線
で計算された角度が29~32度くらいが理想的な前傾角度になります。
私の場合は身長が178センチと平均よりやや高いので
写真には37度と表示されていますが
身長が高い方ほどこの角度が大きくなります。
② 肩・肘・手のラインが地面と垂直
次に肩・肘・手のラインが地面と垂直かどうか
についてですが
垂直になっていない要因は2つあります。
・骨盤の前傾不足により背中が丸くなり手とお腹の距離が空く場合(右写真)
・『力み』が入っている場合
基本的には骨盤の前傾して力が抜けていれば重力の方向に腕を垂らした状態になるので肩・肘・手のラインは地面に対して垂直になります。
手の位置がお腹から離れすぎてしまうと『手打ち』になってしまい
大きくパフォーマンスを下げてしまいますので注意が必要です。
③ 肩と腕で作られる二等辺三角形
次に肩と腕で作られる二等辺三角形についてですが
通常はグリップの際に右手が下にくるため
正面から見て右肩が下がった状態となります。
この肩の高さをそろえようとするとアドレス姿勢が崩れてしまうので注意が必要です。
ほとんどの場合左右均等に体重がかかると指導されますが
この右肩が下がった状態にあることで
アドレスの際にはやや右足寄りに体重をかけていることになります。
④ スタンス
次にスタンスについてですが
まずスタンスの向きのチェックが必要です(左写真)。
つま先の位置が目標方向に対してまっすぐになっているか確認します(ニュートラルスタンス)。
スタンスの向きがズレると飛球の方向性に影響を与えるので注意が必要です。
その後にスタンス幅を確認します。
スタンス幅は7番アイアンの場合
肩幅程度のスタンスが理想的です。
ドライバーの場合は7番アイアンの時よりも
足の横幅で足1つもしくは半分程度広めにスタンスをとりましょう。
⑤ グリップ
最後にグリップですが
グリップの種類によって飛球の方向性に影響を与えます。
知らず知らずのうちにグリップの癖がついている場合が多いので
皆さんもニュートラルグリップになっているのかを確認しましょう。
コースに合わせて
フックボールやスライスボールを狙って打つ場合は
グリップの使い分けをすると便利ですが
基本的にはニュートラルグリップにしておくことがお勧めです。
ここまでの5つのポイントを動画にまとめました(^^)/
【動画】スイング解析方法~アドレス~
今回ご紹介したアドレスの解析方法は
スマホがあれば今すぐにでも行えますので
是非お試し頂ければと思います。
ご自身でのスイング解析にご不安がある方は
当サイトで無料でスイング解析を行っていますので
お気軽にご相談ください(^^)/
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