友人や知人の誘いで行った、打ちっぱなしで筋肉痛になった経験はありませんか。
ゴルフの打ちっぱなしは、手軽にできてダイエット効果も高いといわれています。
ダイエットや運動不足解消のために、ゴルフをはじめようかな
と考えてる人もいるでしょう。
そこで、この記事では、
- 打ちっぱなしのダイエット効果
- 打ちっぱなしで効率良く痩せるコツ
- 打ちっぱなしに必要な持ち物
上記の2つについて解説します。
記事の後半では、打ちっぱなしに必要な持ち物についても紹介しています。
これからゴルフをはじめようかと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ゴルフの打ちっぱなしの消費カロリーや運動量は?
運動不足解消やダイエットの目的でゴルフをはじめるなら、どれくらいのカロリーを消費するのかが気になりますよね。
カロリー消費量がわかれば、実際に打ちっぱなしをはじめたときに、「今日は200キロカロリー消費した」と達成感を感じやすくなります。
体に変化が現れなくても、ダイエットを継続しやすくなるでしょう。
1時間につき100キロカロリー以上消費する
慣れてくると、1時間で100球打つこともあるので、100キロカロリー以上は消費できます。
練習場には、ボールを一回一回自分でセットするタイプと、自動でセットされるタイプがあります。
自分で毎回ボールをセットするタイプの場合、しゃがむ動作も必要になり、より多くのカロリーを消費するでしょう。
100キロカロリーと聞くと、そんなに多くないと感じるかもしれません。そこで、他の運動と比べてみます。
1時間の打ちっぱなしは20分のジョギングと同じ運動量
100キロカロリーを消費するために、必要な運動量は次の通り(※)です。
- ウォーキング:36分
- サイクリング(エアロバイク):30分
- ジョギング:17分
ジョギングの方がカロリーの消費効率は高いですが、運動に慣れていないと、ジョギングを習慣にするのは難しいです。
その点、打ちっぱなしであれば、ボールを打つことを楽しみながら、体を動かせます。
友人と会話を楽しみながら、自分のペースでできるのも、打ちっぱなしのメリットです。
激しい運動ではないため、運動が苦手な人でも継続しやすいでしょう。
※参照:身体を動かそう!~100キロカロリー消費の目安~|鳥取市
ゴルフの打ちっぱなしのダイエット効果
ゴルフは、全身の筋肉を使ってスイングをするため、ダイエット効果が高いです。
二の腕や腹筋、背筋や下半身などさまざまな筋肉を使うので、体を引き締めたい人におすすめです。
打ちっぱなしの具体的なメリットについて紹介します。
二の腕痩せやお腹周りの引き締めに効果的
ゴルフのスイングでは、腕を力いっぱい振ります。上腕三頭筋が鍛えられ、二の腕の引き締めに効果的です。
また、全身をねじる運動であるため、ゴルフのスイングは、くびれトレーニングにもなります。
実際にスイングしてみるとわかりやすいですが、ゴルフでは普段は使わない筋肉を使います。
二の腕やお腹周りの筋肉を使うため、打ちっぱなしではダイエットの効果を実感しやすいでしょう。
太りにくい体つくりができる
打ちっぱなしで効果的なのは、二の腕やお腹周りだけではありません。
ゴルフは、全身を使う運動であるため、継続して行うことで筋肉量が増えます。
筋肉量が増えると新陳代謝が上がり、脂肪が燃えやすい体に変わるでしょう。
結果的に太りにくい体づくりができます。
歳を重ねていくと、若い頃のように痩せにくくなりますよね。打ちっぱなしをはじめて、太りにくい健康的な体づくりをはじめてみませんか。
運動不足解消になる
仕事で忙しくなり、体を動かす機会が減った方も多いでしょう。
ゴルフの打ちっぱなしは、それほど激しい運動ではないので、運動不足解消としておすすめです。
はじめのうちは何百球も打てないかもしれませんが、問題ありません。打ちっぱなしは自分のペースでできるため、無理せず続けられます。
練習場の多くは、1〜2時間が制限時間となっているため、休日や仕事終わりに気軽に通えるでしょう。
慣れてくれば、一日中打ちっぱなしで汗を流せます。
ラウンドに出てみたいと思ったら、友人と一緒にコースを周りましょう。
ゴルフで効率良く痩せる5つのポイント
ゴルフを何となくプレーしても、ダイエット効果はありますが、せっかくなら効率良く痩せたい人も多いはず。
そこで、ゴルフで効率良く痩せる5つのポイントについて紹介します。
週2〜3回通う
ダイエットを成功させるコツは、継続することです。
とはいえ、仕事や家族サービスで忙しいと、なかなか時間を取れないですよね。
定期的にラウンドに通うのは難しくても、打ちっぱなしならスキマ時間に通えます。
それほど激しい運動ではなく、自身のペースでできるため、気軽に続けられます。
慣れてきたら、平日の仕事終わりに行ったり、週末の午前中だけ行ったりしてみましょう。
疲れもたまりにくく、ダイエット効果も得られるので継続しやすいでしょう。
とりあえず週1回からはじめてみて、無理なく続けられるペースで通ってみてください。
正しいフォームを意識する
正しいフォームでのスイングを心がけることで、二の腕やお腹周りに効きやすく、より高いダイエット効果を得られます。
逆に崩れたフォームでのスイングをすると、腰や関節に負担がかかります。
間違った姿勢でスイングをくり返すと、腰痛やケガにつながるでしょう。
まずは、ゆっくりでいいので、正しいフォームでスイングできるように心がけてください。
打ちっぱなしに行ったら、絶対にボールを打たないといけないわけではありません。ボールを打たず、素振りからはじめてかまいません。
正しいフォームであれば、素振りだけでも全身を鍛えられます。
素振りをはさみつつ、正しいフォームでボールを打てるように練習してみてください。
フルスイングする
フォームもわからないまま、力一杯スイングすると、ケガのリスクが高まるので注意してください。
スイングスピードを上げることで、より筋肉に負荷がかかり、効果的なダイエットができます。
注意点は、フォームが崩れるほどはフルスイングはしないことです。
最初はボールを打つことに意識が集中して、フォームが崩れてしまうかもしれませんが、素振りをはさみながら調整しましょう。
打ちっぱなしには特に決まりがないので、自分のペースでゆっくりやりましょう。
朝食前に打ちっぱなしや素振りをする
練習場によっては、朝の5時や6時など早朝から開いています。
朝から打ちっぱなしをするゴルファーも多く、早朝割引で料金が安い練習場もあります。
他にも、血流の促進によって集中力アップや睡眠の質向上も見込めます。朝の打ちっぱなしが習慣になると、規則正しい生活に変わるでしょう。
はじめのうちは、「朝からわざわざ打ちっぱなしに行くのは面倒」と感じるでしょう。
しかし、朝の打ちっぱなしには、ダイエット効果だけでなく、メリットがいくつもあります。
週1回からはじめたり、友人を誘ったりして、朝の打ちっぱなし習慣を身につけましょう。
積極的にラウンドを回る
ラウンドでは、ゴルフコースを歩いたり走ったりするため、運動量が多くなります。
効率よくカロリーを消費したいなら、積極的にラウンドを回り、移動はカートを使用しないようにしましょう。
ゴルフコースでは、ラウンド中カートを使って移動することが基本です。しかし、カートを使わずに歩くと、全18ホールで約10㎞移動することになります。
たとえカートを使っても、全体の約半分なので5~7㎞は歩くでしょう。
ただ、ウォーキングで10㎞歩くのは難しいです。
しかし、ラウンドゴルフなら、ゴルフ場に広がる自然を見て、同伴者と会話を楽しみながら歩けます。
リフレッシュにもなり、ダイエットをしながらゴルフを楽しめます。
ゴルフの打ちっぱなしに必要な持ち物
手ぶらでも打ちっぱなしに行けないことはありませんが、スポーツなので、いくつか必要な持ち物があります。
まずは、動きやすい服装やゴルフ用グローブ、靴を準備しましょう。
ゴルフ用グローブ
ゴルフのスイングでは、主に人差し指や中指に負担がかかります。
グローブを着けずに、素手でスイングを続けると、マメや皮がめくれることがあります。
そうしたケガから手を守るためにも、ゴルフ用グローブを着用しましょう。
練習場には、グローブを置いていないところもあります。サイズ感が合わないと、グリップを握りにくくなるので、購入するのがよいでしょう。
グローブは、1,000~2,000円程度で購入可能です。
どうしても用意できない場合は、自宅にある「すべり止め付きの手袋」で代用しても構いません。
動きやすい服装
ゴルフのラウンドでは、服装に決まりがありますが、打ちっぱなしには特に決まりはありません。
Tシャツやスポーツウェアでも大丈夫です。
ただし、露出度の高い服は、周りの人たちに迷惑がかかる可能性があるので避けましょう。
運動靴やスニーカー
ゴルフシューズには、ラウンド中の足場の悪さを安定させる役割があります。
常に足場が安定している練習場では、運動靴やスニーカーでも問題ありません。
サンダルやヒールなどの靴は、ケガにつながる恐れがあります。
本格的にはじめようと考えているなら、ゴルフシューズを購入してもいいでしょう。
ダイエットのためにゴルフクラブやウェアを購入しよう
ダイエットをはじめるとき、格好から入るという人を見かけます。
ゴルフでのダイエットも同じように、クラブやウェアなどのゴルフ用品を揃えると、モチベーションの向上につながります。
打ちっぱなしに行くことが楽しみになり、ダイエットとしても継続しやすくなります。
打ちっぱなしならアイアンから購入する
ゴルフクラブといえば、ドライバーをイメージする人が多いですが、打ちっぱなしからはじめるなら「アイアン」を購入しましょう。
短いクラブであるため、初心者でもボールを当てやすく、スイングが安定しやすくなります。
スイングに慣れてきたら、ドライバーを追加で購入してみましょう。
ちなみに、ラウンドを回る場合は、クラブが7~12本は必要になります。
ラウンドを回るならゴルフシューズは必須
打ちっぱなしでは、特にシューズの指定はありませんが、ラウンドを回る際には必須です。
ゴルフコースでは、芝の深いラフやバンカー、坂の上など、さまざまな足場の悪いシチュエーションでボールを打ちます。
ゴルフ専用シューズは、そういったケースを想定して、足場が踏み込みやすいように作られています。
今後、ゴルフコースデビューを考えている人は、ゴルフシューズを購入しましょう。
打ちっぱなしに行くときに履いて、慣れておきましょう。
ゴルフを楽しみながら健康を目指そう
ゴルフは、老若男女問わず楽しめる、選手寿命の長いスポーツです。裏を返すと、誰でも無理なく続けられるスポーツともいえます。
ラウンドを回らず、打ちっぱなしだけでもダイエットや運動不足解消の効果があります。
ボールを打つことでストレス解消にもなるので、健康のために打ちっぱなしをはじめてみませんか?
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