痛風って何?
痛風とは
体(血液)の中の
尿酸値が高くなる(7.0mg/dLが数年以上続く)と
尿酸が結晶化して関節炎を引き起こし
激しい痛みを伴う痛風発作を発症します。
主に足の親指に症状が出ますが
悪化すると足首や膝にも症状が出たり
腎臓が悪くなったりします。
すでに痛風かもしれないと思う方は
以下の項目に当てはまるか確かめてみましょう(^^)/
▼痛風の診断基準
① 症状が出てから1日以内にピ-クに達する
② 以前にも同じような症状があった
③ 一度にひとつの関節だけに症状がある
④ 関節の部位が赤くなる
⑤ 関節が腫れている
⑥ 足の親ゆびの付け根の関節に激痛、腫れがある
⑦ 片足の親ゆびの付け根の関節に炎症がある
⑧ 片足の足首の周りの関節に炎症がある
⑨ 血液検査で尿酸値が高い(7.0mg/dL)
引用元:痛風・尿酸財団
痛風は
治療すれば症状を抑えることができますが
様々な合併症を伴うので厄介な病気と言えます。
さらにゴルフをすると
この痛風を発症しやすい2つの要素がありますので
今回はその辺りの解説をしていきたいと思います(^^)/
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ゴルフで痛風になりやすい2つの理由
ゴルフで痛風になりやすい要因は
① 食べ物
② 脱水
の2つになります。
これだけ聞くとゴルフとは関係なさそうですが
ここからこの2つについて説明していきます。
① 痛風になりやすい食べ物
痛風は尿酸値が高くなることが主な原因ですが
食べ物やお酒の中に含まれるプリン体が特に大きく関係しています。
このプリン体が肝臓で分解されると
老廃物として尿酸が排出されます。
つまり
プリン体を多く含む食べ物やお酒を摂取しすぎると
尿酸値が高くなって痛風を発症しやすくなります。
このプリン体は肉類などに多く含まれますが
ゴルフでは昼食で肉類やビールなど
プリン体が多く含むものを摂取しがちなので
ゴルフのラウンドの頻度が多い方や
お酒好き(何杯も飲む)の方などは注意が必要です。
② 痛風になりやすい脱水
脱水とはその名の通り
身体の水分量が減ってしまうことをあらわしますが
そうなると
血液の中の水分量も少なくなってしまい
先程のような尿酸値が高くなる食生活をしていると
血液中の尿酸値の濃度が高くなって痛風を発症してしまいます。
つまり
☑血液の中の水分量が多いと尿酸値は薄まって下がる
☑血液の中の水分量が少ないと尿酸値は濃くなって上がる
ということになるので
水分摂取はとても重要になります。
しかし
ゴルフでは意外と水分摂取量はプレーに集中するあまり
少なくなりがちになります。
特にツアープロは昼食をとらないので
ほとんどのプレイヤーが脱水状態にあるといえます。
▼ゴルフで重要な水分摂取方法
このように
ゴルフでラウンドすることで
痛風を発症しやすい要素が含まれていますので
健康診断などで尿酸値がすでに高い方などは
ゴルフの際の食べものと水分摂取に注意して頂ければと思います(^^)/
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