スロースイングって何?
ゴルフのスロースイングとは
スイングを覚える際に『ゆっくりとスローでスイングすること』をあらわします。
実はこれは僕自身がゴルフのインストラクターとして
スイングの指導をさせて頂く際に使用している言葉になります。
スロースイングを行うことで格段に
スイングが覚えやすくなりますので
今回はスロースイングでスイングを覚える方法をご紹介します(^^)/
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そもそもなぜスロースイングがよいのか?
人の脳は運動を学習する際に
見本となる動作を見ながら同時にその動作を行うことで
学習効率が向上します。
例えば
ラジオ体操を覚える時に
口頭で説明されるよりも
誰かが行っているものを見ながら行った方が
早く動きが覚えれますよね。
実際に
スロー再生のビデオを見ながら動作を学習した方が
学習スピードが早くなります。
▼動作学習の論文
A Video Feedback System Providing Motions Synchronized with Reference Examples for Motor Learning
これを応用したスロースイングの方法を
2段階に分けて説明します
スロースイング①
この動画のスイング練習は
ゴルフクラブではなくバインダーを持って
フェース面の動きを中心にスイングを学習します。
方法はこの動画を見ながら全く同じ動きを行うだけです。
これはいつでもどこでも行える練習なので
簡単に練習頻度を増やすことができるので
スロースイングの第1段階として必ず行っていただくようにしています。
スロースイング②
スロースイング①が行えるようになったら
スロースイング②に移行します。
動画で行っているように
今度はゴルフクラブ(アイアン)を持ってスイングします。
しかし
アイアンのグリップ(握り)は
通常よりも右手と左手の間隔を離して行います。
この持ち方をすることで
クラブが身体の動きと連動しやすいので
身体全体を使ったスイングの動きがしっかりと身に着きます。
方法はスロースイング①と同様に動画を見ながら全く同じ動きを行います。
これがスロースイングの第2段階になります。
スロースイング①と②を覚えたら
スロースイング①と②の動きを覚えたら
いよいよ通常のゴルフクラブを持ってスイングしていきましょう。
この時に
スイングに不安がある場合は
スイング自体はスローにしてインパクトの瞬間だけ
通常の速度のスイングに戻してみましょう。
上記スロースイング①②がしっかり学習できていれば
ボールをしっかり捉えられると思います。
そこから徐々に通常のスイングに切り替えていきましょう。
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