皆さんはスイングの意識をする際に
『バックスイング』と『ダウンスイング』のスイング軌道の違いを意識したことはありますか?
『バックスイング』と『ダウンスイング』のスイング軌道は違う?
結論から言うと
『バックスイング』と『ダウンスイング』のスイング軌道は異なります。
では
どのような違いがあるのでしょうか?
以下の図は
実際のスイング軌道をあらわしています。
簡単に説明すると
『バックスイング』では大きなスイング軌道となり
『ダウンスイング』ではそれよりも小さなスイング軌道となります。
つまり
ダウンスイングの際には近道していることになります。
では
なぜこのようなスイング軌道の差が生じるのでしょうか?
その理由は『ダウンスイング』で
① コックを維持することでダウンブローとなる
② シャローイングにより横振りとなる
ということになりますが
これだけでは分かりにくいと思いますので
もう少し
分かりやすく説明していきます。
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① コックを維持することでダウンブローとなる
1つ目は手首のコック(左手橈屈)を維持することで
スイング軌道が『バックスイング』よりも直線的になりやすくなります。
しかし
コックが維持できていない場合は
以下の写真のように
手首がほどけて(左手尺屈)
『ダウンスイング』のスイング軌道は
『バックスイング』のときのように大きくなります。
これが
『ダフリ』や『トップ』のようなミスショットの原因になります。
② シャローイングにより横振りとなる
2つ目になりますが
『ダウンスイング』ではクラブを寝かせたまま下ろす
『シャローイング』という動きによって
やや横振りのスイングになります。
『バックスイング』は縦振りに近いので
横振りに近い『ダウンスイング』では正面から見ると
スイング軌道が小さく振ったように見えます。
まとめ
『バックスイング』と『ダウンスイング』の
スイング軌道は違う。
『バックスイング』は大きいスイング軌道となり
『ダウンスイング』は小さいスイング軌道となる。
『バックスイング』が大きくなる理由は
スイングが縦振りになるから。
『ダウンスイング』が小さくなる理由は
①手首のコック
②シャローイング
によりスイングが横振りとなり近道を通る形になるから。
『ダウンスイング』が『バックスイング』よりも小さくならないと『ダフリ』や『トップ』は解消できないので
①手首のコック
②シャローイング
は意識しておきたいポイントですね(^^)/
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